一羔会のあゆみをご覧ください。
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一羔会はこんな組織です。
さまざまな活動を行っています。
「一般財団法人一羔会」は、障害を持つ人の生活の場づくりのための啓発活動と運動資金調達を目的として1970年に設立された財団法人です。現在、社会福祉法人小諸学舎の活動をはじめ、多方面に渡り地域に根ざした福祉活動を支えています。詳しくは沿革をご覧下さい。
初めての方からは、「羔」の字を、「なんと読むのですか」「どういう意味ですか」と質問されることが多いです。 字画は簡単ですが、ほとんど使われない字です。それだけに、この字をきっかけに一羔運動の説明が出来ました。「羔」は「こう」と読み、子羊という意味です。一匹一匹の子羊、知的障害を負った一人ひとりを大切にしようという運動です。 一羔は、聖書の中のイエス・キリストのたとえ話に由来しています(マタイによる福音書18:10~)。この運動の創設者がキリスト者であったことから、この名が付けられました。 その主張は、そこに一人の障害を負って社会から苦しみを受けている人がいるとしたら、それを無視して生きることは、同じ社会に生きる者として真のしあわせだろうか。お互いに人間らしい生涯を送るための生き方や責任として自らに問い、同時に社会に問いかけ変革を志しています。
ことばが話せない。字が読めない。数がかぞえられない。着物がきられない。食事も、入浴も、排泄もひとりではできない。たとえ、そうだとしても、それだけで不幸ではありません。 人として、命と心が無視され、生きにくいことが不幸なのです。みんなと同じように勉強したいのです。働きたいのです。遊びたいのです。なごやかな暮らしがしたいのです。
財団法人一羔会